山村正夫記念小説講座(通称山村教室)

山村正夫氏は私のデビュー以来、三十数年にわたる盟友であった。山村正夫小説教室からは久保田滋、石塚京助、北原双冶、宮部みゆき、新津きよみ、羽太雄平、関口ふさえ、篠田節子、牧南恭子、鈴木輝一郎、矢口敦子、村上碧、吉野千帆、有賀博之、高島哲裕、上田秀人、室井佑月、雨宮町子、石川能弘、松本茂樹、海月ルイ、島村匠、および青山学院大学推理小説研究会時代に山村氏の薫陶を受けた菊池秀行、風見潤、竹河聖各氏の錚々たる顔ぶれの作家を輩出している。

近年も三宅登茂子、山内美樹子、井上凛、伊吹有喜、坂井希久子、和喰博司、内山りょう、土橋章宏、七尾与史、中村柊斗、 成田名璃子、角埜杞真、ささきかつお各氏が文学賞受賞またはデビューを果たしている。

1999年11月、山村氏の急逝によって教室は解散の危機にさらされたが、久保田氏や生徒たちの強い希望により、私が名誉塾長に指名され、存続することになった。いまやプロ作家の梁山泊の異名をとる山村教室には、作家を目指す才能ある人々が集まり、共に切磋琢磨している。

小説を書く動機は自由であるが、小説を含むすべての芸術は、自分の中にどんな壮大な作品宇宙を抱えていても、それを表現しない限り、まったく意味がない。小説には鉄則はない。だれがどう書こうと、また自由である。だが鉄則がないという鉄則もないことになる。

多数の才能の群れ集うところに刺激があり、摩擦があり、エネルギーが生じて、新たな作品宇宙が開けるであろう。小説を書きたいとおもう人、まだ日の目を見ぬ隠れた才能の持ち主、鬱勃たる野心をもてあましている人、文芸において必ずやなすことあらんと期している人、あるいは人生を彩る趣味として、また余生の筆のすさびとして創作に興味を持っている人は、山村教室のドアをノックしてください。

logo_yamamura

 

【山村教室の受講生募集要項・見学申し込みは上記バナーをクリックしてください】


←ひとつ前のページに戻る