憲法九条名言集12

『原爆詩集』・序  峠(とうげ) 三吉(さんきち)氏

「ちちをかえせ
ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ
わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの
にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ」


永遠(とは)のみどり 原 民喜(はらたみき)氏

「ヒロシマのデルタに
若葉うずまけ

死と焔(ほのほ)の記憶に
よき祈(いのり)よ こもれ

とはのみどりを
とはのみどりを

ヒロシマのデルタに
青葉したたれ」


あの日 木村 和氏

「八月の死者たちは
空からもどってはこない
リトルボーイが広島にきたあの日
ファットマンが長崎にきたあの日
かわって人々が原子雲の中に
一瞬にすいこまれた日
被爆紀元がはじまった日

八月の尖光は
空へと一気にかけ上がった
生き残ったすべての者の胸に
あの日の尖光をかいくぐって
死に切れない死者たちは叫び寄るか
六日の広島、九日の長崎に
核時代の夏がめぐる

八月の赤い花に
だから問え、兵士であった
あなたの父や兄たちは
あの日どこで何をしていたか
罪のない者がどこの国でも
どのようにむごく殺されていったか
死者はやさしく眠れるか

八月のあの日のこと
それは三月でもあり九月
あらゆる日があの日だと
言い続けみつめること
あの日こそ日付けのない
未来の日、あらゆる種族に
絶滅がはじまる日」


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