憲法九条名言集2

田中優子氏(法政大学教授)

「憲法は普通の法律とは全然ちがう。憲法とはたとえば、私の国はこういう顔をしているとか、こういう理想を持っているという決意表明でもあるのだから、現実にそぐわないところがあっても当たり前だとおもうんです。これは国が目指す方向、理想を表明したものだから、現実にそぐわないから現実に合わせましょうという、こういうのを普通は堕落と言うんです。理想を放棄しようとするのですから堕落でしょう。(中略)憲法を変えるということ自体、まちがっていると私はおもいます。」


元防衛省航空自衛隊空幕僚長 田母神俊雄
「日本は 今こそ核兵器を保有すべきだ!」から

~前略

大東亜戦争とは、有色人種国家を白人国家の侵略から解放する戦いでした。アジア諸国では、白人国家との戦いに日本軍が参戦したことを大歓迎しています。彼らはもろ手を挙げて日本軍に協力し、日本軍は平和の使者であるかのように歓待されました。先の大戦を通じ、日本はアジア地域の平和と安定のために大きな貢献をしました。その事実が、今日の日本では忘れ去られているようです。

~中略

歴史教育とは、本来、国民に自信と希望を持たせるためにあるはずです。自虐史観に基づいた日本の歴史教育は、国民から自信と希望を失わせていくものではありません。今こそ日本は、かつて戦勝国から奪われた歴史観を取り戻さなければなりません。そしてかつてわが国が持っていた誇りを取り戻すべきです。

我が国は、二度の原爆投下を経験しました。残念ながら、核兵器が今後廃絶されることはないでしょう。同時に核兵器は今後絶対に使われることはないという原則を私たちは銘記しておかなければなりません。核兵器の保有国と非保有国とでは、絶対に対等な外交交渉は進められません。両者の外交交渉力には、天と地ほどの差があります。

原爆投下を経験した我が国ではありますが、世界各国と対等な外交交渉を進めていくためにも核兵器を保有すべきです。あるいは核抑止力を向上させるためには、ニュークリア・シェアリング・システムを採用するのも一案でしょう。

日本国民を、二度と核の驚異にさらしてはなりません。
日本の安全保障を恒久的なものにするため、我が国は核兵器を保有すべきです。


カレン・オルセン・フィゲレス(コスタリカ元大統領夫人)

「平和とは、たんに<戦争のない状態>をいうのではありません。
それは あなたの、不断の、そして永遠のたたかいによって生み出すものなのです」

─いまあなたが創る「日本(このくに)の明日(かたち)」── より


アレン・ネルソン(元米海兵隊員)

「戦争とは、国家によるテロ活動です。そして今、アメリカこそが≪国際テロの王様≫なのです」
「米軍は、日本を守るために駐留しているのではない。皆さんの政府を監視するために駐留しているのです」

─いまあなたが創る「日本(このくに)の明日(かたち)」── より


宇都宮徳馬(元自民党参議院議員)

「核兵器で殺されるよりも、核兵器に反対して殺される方を、私は選ぶ」

─いまあなたが創る「日本(このくに)の明日(かたち)」── より


木下恵介

せめて、
せめてです。

せめて吾々が
平和憲法を
守りぬかなければ
愚かな戦争で
死んだ人たちの
魂は
安らかに眠れません。

それが
誓いであり
手向けです。

─いまあなたが創る「日本(このくに)の明日(かたち)」── より


宮沢賢治(「農民芸術概論綱要」)

世界がぜんたい幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない。

─いまあなたが創る「日本(このくに)の明日(かたち)」── より


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