男の気くばり

機械文明の飛躍的発展によって、人間の行為を機械が代行するようになってから、気配り、目配り、心配りの三配りが疎かになってきた。これは一種の人間性の喪失といえよう。

三配りの具体的な方法や、その効果を詳細に伝授する。気配りはいかに愉しく、目配りはどんなに人間関係を和やかにし、心配りは人生を豊かにすることか。

豊富な例をあげての解説は、実生活から拾い集めた人間社会の断片であり、人間性を稀薄にしていく今日の傾向にとって、最も求められているニーズに応える干天の慈雨のような、人間性の無数の破片のコレクションである。

 

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*KKベストセラーズ
2013.2

 

*は新書サイズ、()内は別題名、複数作品収録の場合ならびに長編選集は〈 〉に内容を示した。◇は再編集本など。


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