ただ一人の幻影

(運命の初夜/永遠の祭壇/神風の怨敵/ただ一人の幻影/海の宝石/最後の灯明/芳しき共犯者/遠い夏)

遅いデビューながら人気作家となった宮越には、胸に畳んだ青春の思い出があった。花火大会の夜、河原で出会った少女と名乗り合いもせず、寄り添って天空に 咲く大輪を見物した思い出である。そんな彼のもとに届いた、追憶の少女の娘からの手紙。やがて宮越は、追憶の少女が夫を殺し、服役中に獄死したと聞かされ ることに……(「遠い夏」)。一期一会の男女の出会いから謎が立ちのぼる、8編のミステリーロマン。


 

2014_04_b
徳間書店
2014.4

 

*は新書サイズ、()内は別題名、複数作品収録の場合ならびに長編選集は〈 〉に内容を示した。◇は再編集本など。


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