人間の剣(上下)

【著者解説 2002/8/9】

「週刊宝石」から幕末を舞台にした剣豪ものを書いてくれという声がかかった。私は「異型シリーズ」で転々と所有者を替えた拳銃を無銘の剣に替えて、これを案内役として過去から現在に向かって漂流しながら、歴史のドラマを緞帳のように編みたいという想いをあたためていた。

編集部の賛同を得て始まったこのシリーズは、桜田門外の変から発して、日航機墜落事故の御巣鷹山までをたどる。後に「週刊読売」に引き継がれ、桶狭間の戦いから戦国期、江戸期を経て、桜田門外へとつなぎ、無銘剣を杖にした約440年の長い旅が完成した。「週刊宝石」、「週刊読売」両誌ともいまはない。

光文社(上)
1991.9
光文社(下)
1991.9
*光文社(上)
1993.11
*光文社(下)
1993.11
光文社文庫
(人間の剣幕末維新編・上)
1997.1
光文社文庫
(人間の剣幕末維新編・下)
1997.1
中公文庫
2004.6
中公文庫
2004.7
中公文庫
2004.8
中公文庫
2004.9

*は新書サイズ、()内は別題名、複数作品収録の場合ならびに長編選集は〈 〉に内容を示した。◇は再編集本など。


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