棟居刑事の追跡

夜、望遠鏡で近隣の生活を覗き見するのが趣味だった一人暮らしの老女・田島あぐ。ある晩、彼女は隣のマンションの屋上で1組の男女が争っている光景を目撃してしまう。そして翌日、昨晩の女性がマンションの屋上から墜落死したことを知る。直前の様子を目撃してしまった恐怖はあるものの、覗き見をしていた罪悪感があり、なかなか警察に駆け込むことのできないあぐだったが――。第二、第三の惨劇も起こり、棟居刑事らが動き出す!

実業之日本社
1995.4

*実業之日本社
1997.1

ハルキ文庫
1998.11

中公文庫
2005.8

中公文庫
2018.4

*は新書サイズ、()内は別題名、複数作品収録の場合ならびに長編選集は〈 〉に内容を示した。◇は再編集本など。

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