棟居刑事の凶縁

二十五年前、群馬県榛名山中に埋めた女性の骨が発見された。当時、大学生であった仲良し三人組、品川、立岡、夏沢が、轢き逃げした死体を隠したのである。医師、エリート銀行マン、流行作家とそれぞれ社会的地位を築いた三人に、悪夢のような日々が始まる…。そんなある日、銀行マンの立岡が殺害された。二十五年前の事件が絡んでいるのか!?禍々しい縁の糸に操られた人間たちを描く「棟居刑事シリーズ」の傑作長篇ミステリー。

双葉社
1998.4

*双葉社
2000.8

双葉文庫
2001.12

ハルキ文庫
2007.2

中公文庫
2016.2

*は新書サイズ、()内は別題名、複数作品収録の場合ならびに長編選集は〈 〉に内容を示した。◇は再編集本など。

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