清純派女優八木橋紀子との密会に溺れている最中だった。助教授宮本の妻は暴行殺害され、幼子が消えていた。息子はきのう鍵を誤飲し、危険な状態にある。紀子はTVで犯人に呼びかけるが、事件は次第に予想もつかぬ貌を見せ始めた……。
*光文社 1973.2 |
角川文庫 1978.2 |
*青樹社 1993.6 |
光文社文庫 1995.1 |
ハルキ文庫 2001.9 |
徳間書店 2005.10 |
*は新書サイズ、()内は別題名、複数作品収録の場合ならびに長編選集は〈 〉に内容を示した。◇は再編集本など。