【著者解説 2002/8/16】
私の初めての週刊誌連載作品である。一挺の拳銃を狂言回しにして、転々、所有者を替えながら、社会と人生の断面を描いた。あまり知られていないような職業に焦点を絞って、社会を漂流する一挺の拳銃は『異型の街角』、『異型の深夜』、『殺意の漂流』と異型シリーズを経て、『人間の剣』シリーズへとつづいていく。
サンケイ出版 1977.6 |
*光文社 1978.6 |
角川文庫 1978.8 |
*コスミック インターナショナル 1994.6 |
徳間文庫 1996.3 |
ケイブンシャ文庫 1999.2 |
青樹社文庫 2001.9 |
*は新書サイズ、()内は別題名、複数作品収録の場合ならびに長編選集は〈 〉に内容を示した。◇は再編集本など。