死都物語

丹沢山中、“首欠け地蔵”の近くで傘木小夜子が、さらに小夜子の部屋で従妹の浅科みゆきが、絞殺死体となって発見された。―丹沢に駐車中の怪しい車から、北村直樹著『死都物語』が盗まれたことと事件に関連が。やがて、小夜子の部屋を覗いていた謎の男が出現、事件解決かに思えたが…。二人の女性の都会の夢を砕いた真犯人を暴く、異色長編推理。

*光文社
1992.1

光文社文庫
1995.1

ハルキ文庫
2003.5

徳間文庫
2006.10

*は新書サイズ、()内は別題名、複数作品収録の場合ならびに長編選集は〈 〉に内容を示した。◇は再編集本など。

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