派遣刺客

諸藩士や浪士が集まり、物情騒然とする幕末の京都。忍者の統領・矢来一心斎に鍛えられ、一流の〈くノ一〉となった冬は、父である会津藩家老・西郷頼母から京都守護職を陰ながら助けるよう密命を受ける。時に新撰組を助け、時に対峙しながら幕末の志士たちを操り、冬は人知れず歴史を動かしていく。著者が描く新たな幕末史。

朝日文庫
2009.10

*は新書サイズ、()内は別題名、複数作品収録の場合ならびに長編選集は〈 〉に内容を示した。◇は再編集本など。

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