雪の絶唱

船越と房子は、粉雪の舞う飛騨・高山への旅に出た。五年越しの不倫の恋。その思い出の旅は、妊娠した房子に翻意を促す清算の旅でもあった。船越の帰京後に発見された房子の服毒死体が、船越を窮地に追いつめる。そして、冤罪を訴える船越が、事件の真相を知ったとき―。凄絶な愛のかたちを描いた表題作のほか「喪中欠礼」「花刑」など、迸る情念を活写した傑作六編。

森村誠一ベストセレクション (光文社文庫) 

〈雪の絶唱/喪中欠礼/祖母為女の犯罪/花刑/連鎖寄生眷属/神の怒色〉

光文社文庫
2010.11

*は新書サイズ、()内は別題名、複数作品収録の場合ならびに長編選集は〈 〉に内容を示した。◇は再編集本など。

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