老いへの挑戦

森村誠一氏がこれまで書き上げてこられた小説・随筆から、ご自身の道しるべともなった言葉を拾い集め、テーマごとにまとめた箴言集です。
採録した文章からは、「人間と人生は文芸の核心」と述べる著者の、思想、愛憎、生き方、死に方といった人生のさまざまな場面における洞察の鋭さが光っています。「残酷だけど、現実はこうだよね」と思わされることしばしばです。
胸を刺す言葉が持つ価値は、時を経ても変わりません。マッチョでストイック、少し昭和なテイストですが、令和のいま、そこに新鮮さがあります。

海竜社
2020.2

*は新書サイズ、()内は別題名、複数作品収録の場合ならびに長編選集は〈 〉に内容を示した。◇は再編集本など。

著書

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