青春の守護者

ただ一度だけ交わした運命の夜。だが、男は思いも告げず、最愛の人を失うことに…。そして再び、若き日の因縁を抱えた絶望的な戦いが幕を開ける。元エリート自衛官・羽月数也は法に縛られず、“命を守りたい”という己の信念のもとボディガードになった。羽月のもとにひとつの依頼が舞い込んだ。それは、あの大町玲の家族を謎の組織から護衛することだった。彼はかつて大町玲に密かな思いを寄せていた。だが、告白もできぬまま、玲は帰らぬ人となっていたのだ。羽月は今度こそ、大切なものを守り抜けるのか? 今ここに絶望的な戦いが始まる。真の男の本分とは? 著者畢生のエンタテインメント巨編。

角川書店
2007.7

*角川書店
2008.12

角川文庫
2010.9

*は新書サイズ、()内は別題名、複数作品収録の場合ならびに長編選集は〈 〉に内容を示した。◇は再編集本など。

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