超高層ホテル殺人事件

超高層ホテルの開館記念イベント。満楼に競う光が東京の夜を彩る巨大な十字架となって立ち上がったとき、一人の男が転落した。死亡したのはホテルの総支配人。墜落した窓のある部屋は、出入り不可能な密室だった。謎が解けぬまま、捜査陣は動機の線から犯人を追うが、容疑者には鉄壁のアリバイがあった―。愛憎渦巻く人間模様、難攻不落の密室、緻密なアリバイトリック。謎解きの醍醐味が凝縮された本格ミステリの金字塔。(「BOOK」データベースより)

【著者解説 2002/8/16】

多年、作家業をしていると、作品の上だけではなく、編集者と個人的なつき合いも多くなる。全社、全編集者中、最も長く担当してくれたのが、光文社の多和田 輝雄氏である。この作品を担当中、多和田氏が結婚され、私が媒酌人を努めた。氏のお嬢さんが新潮社より、このたび、ご自分の闘病記『へこんでも』を出版さ れて、作家となった。感無量である。

ちなみに、媒酌をした編集者は多和田氏のほかに、講談社、野村吉克氏夫妻、角川書店・関口明美氏夫妻の3カップルである。また結婚式に出席したのは、講談社・中澤義彦氏、同小田島雅和氏、角川書店・穴戸健司氏、同永井草二氏、毎日新聞社・城倉由光氏である。このうち中澤義彦氏はご子息の結婚式にも招かれ、 親子2代にわたって出席した。

*光文社
1971.7

角川文庫
1978.3

光文社文庫
1989.3

*青樹社
1995.2

ハルキ文庫
1997.1

光文社
2004.3

有楽出版社
2007.9

角川文庫
2015/2

*は新書サイズ、()内は別題名、複数作品収録の場合ならびに長編選集は〈 〉に内容を示した。◇は再編集本など。

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