悪の細道(仮題)
(WEB 中公)中央公論社10月連載開始予定
あらすじ
俳聖芭蕉はあらぬ疑いをかけられ、江戸から逃亡した。
芭蕉の旅は濡れ衣を晴らすと同時に、時の俳人たちが豊かな弟子の数を競い合い、俳商化している風潮に背いて、絶えざる移動に句魂を磨くことにあった。
だが、芭蕉の真意を知らぬ幕府は、芭蕉の旅立ちを謀反と見なして、全国にお尋ね者の手配をすると共に、手練の刺客を派遣した。
俳句の究極を追う求道の旅に、血の雨を降らせながら、芭蕉の艱難辛苦の旅はつづく。
歴史の奥に埋もれた俳聖の恐るべき側面を、小説の特権である創造の翼をおもうさま広げて描くつもりである。
その奥にある悲歌
(読楽)徳間書店 2013年後半
本来、恋は男女間の達成されない愛を意味していた。恋といえば悲恋であった。
だが、恋を阻む三大バリケード、一、人種差別、二、戦争、三、連絡不能が除去されて、愛し合う二人の愛の達成は容易になった。
古き日の恋物語『愛染かつら』『君の名は』などの連絡不能による悲恋は、今日ではいとも簡単にハッピーエンドになった。
つまり、恋は今日では達成できる恋愛を意味するようになってしまった。
だが、今日でも依然として悲恋のままに終わる恋もある。ヘルマン・ヘッセの詩片に、
――美しいものを見ることはできる。だが、それに触れることはできない――
と詩(うた)ったように、恋は悲恋に終わるほうが、男女の関係をこの世のものならぬような悲色で彩る。
青空を流れゆく白い雲のような恋物語(ラブロマン)を描くつもりである。
『水滸伝』(仮題)
2010年12月「河」 角川春樹事務所発行
世界四大奇書の一、超大国の圧迫に抗して立ち上 がった梁山泊に集まった百八人。彼らの絶望的な戦いの拠点は、超大国に対するレジスタンスでもなければ、正義の実現でもない。それぞれの志を、権力の干渉 を受けずに実現できる自由である。超大国なにするものぞ。我が自由を妨げる者には絶対に屈しない。ネバー・ギブアップの自由人の戦うロマンを「森村水滸 伝」において再構成。
『恋愛道場(仮)』
週刊実話にて連載開始予定 発行:日本ジャーナル出版
『月刊俳句別冊・俳句生活』
森村誠一と歩く「おくのほそ道写真俳句特集」 発行:角川学芸出版
『大人のウォーカー』
森村誠一と歩く「おくのほそ道写真俳句特集」 発行:角川クロスメディア
『歴史パズラー第一弾 おくのほそ道』
芭蕉は徳川幕府の隠密だった? おくのほそ道ルートはどのようして決まったの? おくのほそ道は現代のパワースポット? etc. おくのほそ道ルートマップ付。 発行:角川クロスメディア
『水滸伝』(仮題)
2010年12月「河」 角川春樹事務所発行
世 界四大奇書の一、超大国の圧迫に抗して立ち上 がった梁山泊に集まった百八人。彼らの絶望的な戦いの拠点は、超大国に対するレジスタンスでもなければ、正義の実現でもない。それぞれの志を、権力の干渉 を受けずに実現できる自由である。超大国なにするものぞ。我が自由を妨げる者には絶対に屈しない。ネバー・ギブアップの自由人の戦うロマンを「森村水滸 伝」において再構成。
『恋愛道場(仮)』
週刊実話にて連載開始予定 発行:日本ジャーナル出版
『月刊俳句別冊・俳句生活』
森村誠一と歩く「おくのほそ道写真俳句特集」 発行:角川学芸出版
『大人のウォーカー』
森村誠一と歩く「おくのほそ道写真俳句特集」 発行:角川クロスメディア
『歴史パズラー第一弾 おくのほそ道』
芭蕉は徳川幕府の隠密だった? おくのほそ道ルートはどのようして決まったの? おくのほそ道は現代のパワースポット? etc. おくのほそ道ルートマップ付。 発行:角川クロスメディア
『森村誠一の写真俳句歳時記』
2010年5月より富士通AzbyClub写真俳句サークルにて連載中
写真俳句サークルのためだけに書き下ろした、四季折々の人事、世事について綴る歳時記エッセイをご紹介していきます。素晴らしき写真俳句の世界をご堪能ください。
掲載サイト:AzbyClub写真俳句サークル
『魂の一行詩銀河集 河』
発行:河発行所