最新刊 – 2017年4月

誉生の証明

文庫 双葉社 ¥770

スキーバスのダム転落事故から生還した四人の男女は、八ヶ岳の山荘で共同生活を始めた。名誉ある余生を送ろうと、山荘は「誉生荘」と名づけられた。ところが、近隣に新興宗教の施設が建設され立ち退きを要求される。さらには、迷彩服を着た正体不明の集団や暴力団の影がちらつき、夜間に銃声も聞こえるようになる。彼らは、人生の誇りを賭けて敢然と立ち向かう。


凍土の狩人

文庫 集英社 ¥583

浪人中の息子の性処理の為、病院院長夫妻は女性を誘拐したが誤って殺害。隠蔽画策中、なぜか死体が消え……。性、金銭、名誉。現代の満たされない者達の欲望を描く都会ミステリー。(解説/池上冬樹)


棟居刑事のガラスの密室

文庫 中央公論新社 ¥670

東京に憧れ、親の反対を押し切って会津若松から上京した七条由香が、死体となって発見された。
第一発見者は、隣室の住人・北前真司。死亡推定時刻の曖昧なアリバイ、靴の中敷から被害者の体液が検出されたことが元となり、彼は重要参考人として連行される。
留置所に拘留されてしばらくして、北前は犯行を自供し殺人罪で起訴されるのだが、警視庁捜査一課の棟居弘一良は釈然としないものを覚えるのだった。
兄の無実を信じる北前の妹・友美と棟居は真犯人を探し始めるのだが、その最中、疑惑の男がレストランで服毒死を遂げる。
この男はなぜ死んだのか。二つの事件は関連しているのか。複雑な事件の真相は――。


最新刊 – 2017年

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