1990年代 6

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文藝春秋前社長・安藤満氏と。安藤氏とは『誘鬼燈』以来のつき合いである。
愛称・アンマンさん、飄々として温容、しかも反骨豊かなお人柄は、権力の正反対の位置にいるような人とおもっていたのが、社長になってしまった。これまで通り気安くアンマンさんと呼べなくなってしまったが、4年後、社規の任期通り、きっぱりと辞任した。辞任後、2人で掘炬燵を囲んでしみじみと酒を酌み交わした。そのとき1句浮かんだ。
「歳月を浮かべる酒や掘炬燵」


右より、藤原伊織氏、浅田次郎氏、林真理子氏、角川書店・社長・角川歴彦氏。

カメラを持っていると、軽い気持ちで、あるいは半ば無意識にシャッターを押したつもりが、二度と繰り返せない出会いとなってしまうことがある。このスナップも面白い顔ぶれに、なにげなくシャッターを切ったが、中央の景山民夫氏は撮影数日後、不慮の事故に巻き込まれて不帰の人となった。もはや二度とこの世では会えぬとおもうと、ひとしおの感慨がある。
左・赤川次郎氏、右・「数寄屋橋」社長・園田静香氏。



故生島治郎氏と歓談、右2人目・赤川次郎氏、
中央に佐野洋氏の姿がちらりと見える。なんのパーティーか忘れた。


西村京太郎氏。


紀伊國屋書店新宿南店開店パーティーにて。
左から紀伊國屋書店会長松原治氏、角川ホールデイングス社長、角川歴彦氏、
紀伊國屋書店専務田辺礼一氏、鳩山邦夫氏。


くだけた酒席でもないと、なかなかこのような顔ぶれは揃わない。
左端紀伊國屋書店社長・松原治氏、東急会長・三浦守氏、右端角川書店社長・角川歴彦氏。

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