1999年度、横溝正史賞パーティーにて。左より森村、花村萬月氏、馳星周氏。
右端・当時角川書店・大和正隆氏
第19回横溝正史賞贈呈式。右より井沢元彦氏、佐野洋氏、島田荘司氏、
左端・角川書店・永井草ニ氏、2番目・東宝・砂原博康氏
右より北方謙三氏、逢坂剛氏、山前譲氏、赤川次郎氏。
佐野洋氏。佐野洋氏とは33年に及ぶつき合いとなる。私が作家デビュー後、私に密かに声をかけて、「片仮名を不要に使いすぎる。小説中の片仮名は外来語、擬声語、生物学的な動・植物等の名前以外は控えた方がよいですよ」と教示してくれた。
私のような卵の殻を尻につけた若葉マークに対しても対等に接してくれたことに、私は新鮮なショックをおぼえた。それまで所属していた会社では、年功序列は絶対であった。その道40年、50年のベテランでも、昨日、今日の新人でも対等に扱われる世界にエントリーしたことを、私は実感した。先達者は尊敬しても、会社の社長や上司に対するように、追従あるいは隷従する必要はまったくないフェアな世界である。そういえば、佐野氏はフェアという言葉が好きなようである。
右より光文社・多和田輝雄氏、シェラザードミステリー博物館館長・窪田清氏、梓林太郎氏、
山前譲氏、森村、光文社・八木沢一寿氏、同・斎藤豊氏。
右より、花村萬月氏、船戸与一氏、宮部みゆき氏、大沢在昌氏、北方謙三氏、逢坂剛氏。
右・団鬼六氏。
荒俣宏氏と。
左、夏樹静子氏、中央、故笹沢左保氏。
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