最新刊 – 2015年3月

2015_03_a終着駅

文庫 KADOKAWA/角川書店 ¥648

金策のために上京した父の急病死。犯罪の痕跡はなかったが、所持していたはずの三千万円はなぜか消失していた。父の一周忌、上京した慎也は運命の異性と出 逢い結婚するが、そのわずか半年後、妻は何者かに殺害されてしまう。慎也は犯人を追うが、妻の死は絡まり合う事件の一端に過ぎなかった―。終着駅・新宿を 中心に、無数の夢と欲望が渦を巻く東京で、連続発生する殺人事件に新宿署の牛尾刑事が挑む!本格推理の結晶。


2015_03_b吉良忠臣蔵 (上) 

文庫 KADOKAWA/角川書店 ¥605

「浅野内匠頭、吉良上野介に刃傷」の報は江戸中を駆け抜けた。将軍綱吉の裁決は、「内匠頭切腹。吉良お構いなし」。この偏裁に浅野家中の遺恨は集まり、大 石内蔵助は復讐の刃を幕府の覇権に向けていく。しかし、刃傷沙汰のはるか前、事件を導く罠は静かに張り巡らされていた―。綱吉の側用人・柳沢吉保、上杉家 の江戸家老・色部又四郎、赤穂藩浅野家の家老・内蔵助。卓越した3者による権謀術数が渦巻く、忠臣蔵の真実とは!?


2015_03_c吉良忠臣蔵 (下) 

文庫 KADOKAWA/角川書店 ¥605

将軍綱吉の信任を独占した柳沢吉保は、大石内蔵助の真意を見抜いていた。浅野と吉良の闘いの先に幕府まで狙う大石の下に集まった亡國の忠臣たちは、吉良邸 への討ち入りに向け“武士”の道を邁進する。一方、悪名高まる吉良家には、主君を護るために命をかけた家臣団がいた。やがて時はみち、音もなく降り積もる 銀世界を、運命の対決が血で染める―。己の忠義に生き、命を散らした忠臣を圧倒的迫力で綴る、感涙の歴史絵巻。


2015_03_d腐蝕の構造

文庫 KADOKAWA/角川書店 ¥950

原子力科学の若き第一人者である新婚の夫・雨村を乗せた旅客機と自衛隊機が北アルプス上空で衝突した。乗客全員の生存が絶望視されるが雨村の遺体は見つか らず、生存を信じる雨村の妻・久美子は捜索に乗り出す。やがて研究成果に群がる政財界の陰謀と、妖しい女の影が浮かび上がり―。最先端技術を巡る恐るべき “腐蝕の構造”の正体とは!?日本推理作家協会賞を受賞した、巨悪の癒着と戦う愛の行方を描く壮絶なロマン。


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