最新刊 – 2014年9月

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迷子の日本国憲法: ただ一つの国から、ただの国へ

単行本 徳間書店 ¥1080

誰もがみな当事者なのだから! 岐路に立つ日本。護憲派の森村誠一が各界著名人から大手新聞の論調まで、護憲派、改憲派、それぞれの意見を選択。あなたはどちらに未来を賭ける?

吉永小百合/ジェームス三木/渡部昇一/美輪明宏/安倍晋三/蓮舫/井上ひさし/平川克美/鈴木邦男/西部邁/品川正治/井筒和幸/石破茂/雨宮処凛/窪島誠一郎/瀬戸内寂聴/金美齢/森永卓郎/平沢勝栄/黒柳徹子/潮匡人/杉原泰雄/民間憲法臨調/木村草太/内山奈月/高橋源一郎/楚倉哲/八木秀次/古市憲寿/木下恵介/城繁幸/山田洋次・落合恵子/さだまさし/森達也/田母神俊雄/野中広務/森本敏/伊集院静/浦部法穂/憲法行脚の会/佐高信/香山リカ/石平/弘兼憲史/内田樹/池辺晋一郎/岡崎哲二/舛添要一/辻井喬/カント・池内紀

私自身は、戦後の日本国憲法を堅守すべきだと考えています。そして、何よりも多くの人たちにこの問題を、人類の天敵である戦争抑止として考えて欲しいと願っています。そのための一つの方策として、各界の護憲派だけでなく改憲派の方々も含めて、幅広く意見を取り上げさせていただきました。

ひとりでも多くの読者が、自分の考えを持ち、この国の未来について声をあげる契機になることを願っております。

森村誠一

 


2014_09_a海の斜光 (角川文庫)

文庫 KADOKAWA ¥562

一人息子の隆一を交通事故で喪い、妻の佳乃にも先立たれた作家の成田正隆は、傷心を癒すべく、佳乃の郷里・佐賀への旅に出た。佳乃を生み、そして育んだ佐賀の風土の中に身を置いて、亡き妻の面影を偲ぶ旅である。旅の行きずりで知り合ったOL・椎葉有紀。妻と同じ雰囲気をもつ有紀が、唐津の名勝・七ツ釜で、水死体となって発見された。有紀の妹・優香と二人で、事件の真相を探り始めた成田は、自らを襲った一家の悲劇とも結びつく、人間関係の“奇しき縁”を知る―。佐賀、唐津、そして熱海。森村誠一が美しい風光の中に紡ぎ出した、旅情あふれる珠玉の社会派推理傑作集。


最新刊 – 2014年
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