最新刊 – 2011年11月

青春の神話

文庫 中央公論新社 税込価格:660円(本体629円)

不思議な竜巻で現代に運ばれた17歳の甲賀忍者・望月小平太。右も左もわからない世界で彼を助けたのは、許嫁にウリ二つの美少女・美里だった。持ち前の忍術で高校生活にとけこみ、野球部を甲子園へと導き、街に巣食う巨悪と闘う。一見普通の高校生が、時代を超えて正義の大活躍をする、森村流傑作青春小説。


真説忠臣蔵

文庫 講談社 税込価格: ¥760(本体 : ¥724)

四十七士から脱盟を余儀なくされた者たちが最後に咲かそうとした士道とは?
『悪道』へと続く森村時代小説の原点!

吉良(きら)邸で討死(うちじに)した鳥居理右衛門(とりいりえもん)の首級(しるし)が消えた。その顔が、能舞台で「翁」を舞う将軍綱吉の面(おもて)に貼りついた――。雪舞う夜を血に染め、士道を貫く赤穂(あこう)浪士と主を護る吉良の家臣の凄絶な攻防。大石(おおいし)の遠謀から不本意な脱盟をした浪士らの栄光なき使命を追う第二の忠臣蔵。これぞ森村歴史時代小説、大河の源流!


タクシー

文庫 文藝春秋 税込価格: ¥650(本体 : ¥619)

タクシードライバーの蛭間正は深夜、新宿で若い女を乗せた。だが、何者かに胸を刺されていた彼女は「佐賀へ連れて行って」と言い遺し、車内で絶命する。遺族の懇願もあり、いつしか蛭間は死者を乗せて佐賀までの1200kmを疾走することに―。正体不明の追跡者が現れるなか、蛭間は困難をくぐり抜けられるのか。豪雨、落石、そして謎の追跡者。数々の困難がドライバーを襲う。戦慄のサスペンス。


最新刊 – 2011年
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