最新刊 – 2011年12月

武士の尾

文庫 幻冬舎 税込価格:720円

仇討ち強硬派の急先鋒と見られていた高田郡兵衛は、なぜ討ち入りを前に脱盟したのか。不義士・郡兵衛の知られざる懊悩と末路を通して描く、森村版『忠臣蔵』の最高傑作にして決定版。


エネミイ

文庫 光文社 税込価格: ¥620

子飼い社員の裏切りで経営苦に陥り自殺した父を持つ、家木路江。自らの目前で拉致された婚約者を暴漢に殺害された男、矢沢寛。二十歳の愛娘を暴走族の非行 によって半身不随に追いやられた、末次雅俊。暴力団抗争の巻き添えで幼い娘を殺された、星野友信。絶望と憎しみに苛まれた過去に憑かれた四人が出会うと き、予期せぬ怨恨が呼び覚まされる―。悲劇を共有した四人の犯罪被害者が結集したとき、新たな殺人が犯された。真の社会正義を見失った現代に問う、迫真の 長編サスペンス!忌まわしき敵(エネミイ)。復讐は正義と言えるのか。


最新刊 – 2011年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月